金融用語集

記事によく出てくる金融用語を、やさしい言葉で説明しています。くわしい仕組みは、各用語の「くわしく」から記事へどうぞ。

お金と投資の基本

元本がんぽん
最初に出したお金のこと。預けたり投資したりした、もとの金額です。
元本割れがんぽんわれ
持っている資産の価値が、元本(最初に出したお金)より少なくなること。預貯金以外の多くの金融商品で起こりえます。
元本保証がんぽんほしょう
元本が減らないことが約束されていること。預貯金や個人向け国債など、ごく一部の商品に限られます。 くわしく:10分でわかる預貯金 →
リスクりすく
投資の世界では「値動きの振れ幅(結果がどれだけぶれるか)」のこと。危険という意味だけでなく、大きく増える可能性も含みます。
リターンりたーん
投資で得られる成果(利益や損失)のこと。一般に、リターンを大きく狙うほどリスクも大きくなります。
単利たんり
元本にだけ利息がつく計算方法。毎年同じ金額の利息を受け取るイメージです。
複利ふくり
利息や運用益を元本に組み入れて、それにも次の利息・運用益がつくこと。期間が長いほど効果が大きくなります。
金利きんり
お金を借りたり預けたりするときの、お金の「レンタル料」の割合。金利が上がると、預金の利息は増え、債券の価格は下がりやすくなります。 くわしく:10分でわかる債券 →
インフレいんふれ
物価が上がり続けること。同じ金額で買えるものが減るため、お金の実質的な価値は下がります。 くわしく:10分でわかる預貯金 →
円高・円安えんだか・えんやす
円の価値が上がるのが円高(例:1ドル150円→140円)、下がるのが円安(例:1ドル150円→160円)。外国の資産の円での価値に影響します。 くわしく:10分でわかるFX →
分散投資ぶんさんとうし
投資先を、複数の会社・国・商品・時期に分けること。1つが値下がりしたときの影響を小さくできるとされます。
長期投資ちょうきとうし
数年〜数十年の長い期間、資産を持ち続ける投資のしかた。短期の値動きに一喜一憂しにくくなります。
ドル・コスト平均法どる・こすとへいきんほう
同じ金額で定期的に買い続ける方法。値段が高いときは少なく、安いときは多く買うことになり、買う時期を分散できます。 くわしく:10分でわかる投資信託 →
ポートフォリオぽーとふぉりお
持っている資産の組み合わせのこと。「株式◯割・債券◯割・預金◯割」のように表します。

制度と税金

NISAにーさ
投資で得た利益に税金がかからない国の制度(少額投資非課税制度)。年間360万円、生涯1,800万円まで投資できます。 くわしく:10分でわかるNISA →
つみたて投資枠つみたてとうしわく
NISAの枠の1つ。国の基準を満たした投資信託などを積み立てで買えます。年間120万円まで。 くわしく:10分でわかるNISA →
成長投資枠せいちょうとうしわく
NISAの枠の1つ。上場株式や投資信託など幅広い商品を買えます。年間240万円、生涯1,200万円まで。 くわしく:10分でわかるNISA →
非課税保有限度額ひかぜいほゆうげんどがく
NISAで一生のあいだに持てる上限(買ったときの金額で1,800万円)。売ると、買ったときの金額の分だけ翌年に枠が戻ります。 くわしく:10分でわかるNISA →
iDeCoいでこ
個人型確定拠出年金。自分で掛金を出して運用し、老後に受け取る年金の制度です。掛金が所得から差し引かれ、原則60歳まで引き出せません。 くわしく:10分でわかるiDeCo →
所得控除しょとくこうじょ
税金を計算するときに、所得から差し引ける金額。控除が増えると、所得税・住民税が軽くなります。iDeCoの掛金はその代表例です。 くわしく:10分でわかるiDeCo →
20.315%にじゅってんさんいちごぱーせんと
株式や投資信託などの利益・配当にかかる税率(所得税15%+復興特別所得税0.315%+住民税5%)。NISA口座ならかかりません。 くわしく:10分でわかる株式 →
特定口座とくていこうざ
証券会社が1年間の損益を計算してくれる口座。「源泉徴収あり」を選ぶと、税金の支払いも代わりに行ってくれ、確定申告が原則不要です。 くわしく:10分でわかる株式 →
確定申告かくていしんこく
1年間の所得と税金を自分で計算し、税務署に申告する手続き。投資の損失を翌年以降に繰り越すときなどに必要です。
損益通算そんえきつうさん
利益と損失を相殺して、税金を計算すること。なお、NISA口座で出た損失は、ほかの口座の利益と相殺できません。 くわしく:10分でわかるNISA →
預金保険制度よきんほけんせいど
金融機関が破綻しても、1つの金融機関ごとに元本1,000万円とその利息まで預金が守られる仕組み(ペイオフ)。 くわしく:10分でわかる預貯金 →

株式

株式かぶしき
会社が事業のお金を集めるために発行するもの。株を買うと、その会社の株主(オーナーの一人)になります。 くわしく:10分でわかる株式 →
上場じょうじょう
会社の株が証券取引所で売買できるようになること。日本では約4,000社が上場しています。 くわしく:10分でわかる株式 →
単元株たんげんかぶ
株を売買するときの基本の単位。日本の株は、ふつう100株単位です。 くわしく:10分でわかる株式 →
配当金はいとうきん
会社が利益の一部を株主に分けるお金。業績によって増えたり減ったり、出なかったりします。 くわしく:10分でわかる株式 →
株主優待かぶぬしゆうたい
株主に商品券や自社製品などを贈る制度。行っていない会社も多く、内容が変わることもあります。 くわしく:10分でわかる株式 →
配当利回りはいとうりまわり
株価に対する1年間の配当金の割合(年間配当÷株価)。株価1,000円で配当30円なら3%です。
PERぴーいーあーる
株価収益率。株価が1株あたりの利益の何倍かを示す指標で、利益から見た株価の割安・割高の目安に使われます。
PBRぴーびーあーる
株価純資産倍率。株価が1株あたりの純資産の何倍かを示す指標で、1倍を下回ると解散価値より安いとされます。
株価指数かぶかしすう
市場全体の値動きを表す数値。日本の日経平均株価・TOPIX、米国のS&P500などが代表例です。 くわしく:10分でわかるETF →

投資信託・ETF・REIT

投資信託とうししんたく
たくさんの人から集めたお金をまとめて、専門家が株や債券などに投資する商品。少額から分散投資ができます。 くわしく:10分でわかる投資信託 →
基準価額きじゅんかがく
投資信託の値段。1日に1回計算され、ふつう1万口あたりの金額で表します。 くわしく:10分でわかる投資信託 →
信託報酬しんたくほうしゅう
投資信託を持っているあいだ、ずっとかかる費用(運用管理費用)。年率で表され、毎日少しずつ差し引かれます。 くわしく:10分でわかる投資信託 →
インデックスファンドいんでっくすふぁんど
日経平均株価やS&P500などの指数と同じ値動きを目指す投資信託。一般にコストが低めです。 くわしく:10分でわかる投資信託 →
アクティブファンドあくてぃぶふぁんど
指数を上回る成績を目指して、運用の専門家が銘柄を選ぶ投資信託。一般にコストは高めです。 くわしく:10分でわかる投資信託 →
分配金ぶんぱいきん
投資信託やREITが、運用の成果などから投資家に支払うお金。分配金が出た分、基準価額は下がります。 くわしく:10分でわかる投資信託 →
ETFいーてぃーえふ
上場投資信託。証券取引所に上場していて、株と同じようにリアルタイムで売買できる投資信託です。 くわしく:10分でわかるETF →
REITりーと
不動産投資信託。集めたお金でオフィスビルや住宅などに投資し、家賃収入などを投資家に分配します。 くわしく:10分でわかるREIT →

債券

債券さいけん
国や会社などがお金を借りるために発行する「借用書」のようなもの。満期まで持てば、利息と元本を受け取れるのが基本です。 くわしく:10分でわかる債券 →
国債こくさい
国が発行する債券。日本の個人向け国債は、1万円から買え、元本と最低金利が保証されています。 くわしく:10分でわかる債券 →
社債しゃさい
会社が発行する債券。国債より利率が高めなことが多い分、発行した会社の経営状態の影響を受けます。 くわしく:10分でわかる債券 →
利回りりまわり
投資したお金に対して、1年あたりどれだけの収益があるかの割合。利息だけでなく、価格の変化も含めて考えます。 くわしく:10分でわかる債券 →
格付けかくづけ
債券などの元本や利息が約束どおり支払われる確かさを、専門の会社が記号(AAA、BBBなど)で評価したもの。

FX・CFD・オプション

レバレッジればれっじ
預けたお金(証拠金)の何倍もの金額で取引すること。利益も損失も、同じ倍率で大きくなります。個人のFXは最大25倍です。 くわしく:10分でわかるFX →
証拠金しょうこきん
FXやCFDなどの取引をするために、証券会社などに預けるお金。担保の役割をします。 くわしく:10分でわかるFX →
ロスカットろすかっと
損失が一定の水準を超えたときに、それ以上損が広がらないよう、強制的に取引が決済される仕組み。相場が急に動くと、預けたお金以上の損失が出ることもあります。 くわしく:10分でわかるFX →
追証おいしょう
追加証拠金。損失で証拠金が足りなくなったときに、追加で入れるよう求められるお金です。
スプレッドすぷれっど
買うときの値段と売るときの値段の差。FXなどでは、実質的な取引コストになります。 くわしく:10分でわかるFX →
スワップポイントすわっぷぽいんと
FXで、2つの通貨の金利差によって受け取ったり支払ったりするお金。金利の低い通貨を売って高い通貨を買うと、受け取れることが多いです。 くわしく:10分でわかるFX →
CFDしーえふでぃー
差金決済取引。株価指数・金・原油などを、実物を受け渡さずに売買の差額だけでやりとりする取引です。 くわしく:10分でわかるCFD →
先物取引さきものとりひき
将来の決められた日に、いま決めた値段で売買することを約束する取引。日経225先物などが代表例です。 くわしく:10分でわかるオプション →
オプション取引おぷしょんとりひき
「決められた値段で買う(売る)権利」を売買する取引。買い手の損失は支払った代金までですが、売り手の損失は大きくなりえます。 くわしく:10分でわかるオプション →

暗号資産

暗号資産あんごうしさん
インターネット上でやりとりできる財産的な価値(仮想通貨)。ビットコインなどが代表例で、値動きがとても大きいのが特徴です。 くわしく:10分でわかる暗号資産 →
ブロックチェーンぶろっくちぇーん
取引の記録を、たくさんのコンピューターで共有して管理する技術。記録の改ざんが難しい仕組みになっています。 くわしく:10分でわかる暗号資産 →
暗号資産交換業者あんごうしさんこうかんぎょうしゃ
暗号資産の売買や交換ができる事業者。日本では金融庁・財務局への登録が必要です。登録のない業者は使わないようにしましょう。 くわしく:10分でわかる暗号資産 →
ウォレットうぉれっと
暗号資産を保管・送金するための「財布」にあたるもの。秘密鍵をなくしたり盗まれたりすると、資産を失うおそれがあります。 くわしく:10分でわかる暗号資産 →

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