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10分でわかる 債券さいけん

債券とは? 仕組み・メリット・リスクを初心者向けに図解でやさしく解説

こんな人に読んでほしい:「債券ってなに?」「国債は安全って本当?」

約0.5分

3秒でわかる債券

お金を貸す国や会社にお金を貸して、利息を受け取る
満期に戻る約束が守られれば、満期に額面が戻る
ゼロではない発行元の破綻や、途中で売ると損をすることも
第1章・約2分

債券って、なに?

債券は、国や会社がお金を借りるときに発行する「借用証書しゃくようしょうしょ」のようなものです。

買った人は、決められた日に利息りそくを受け取り、満期まんきになると額面がくめんのお金が戻ってきます。

1
債券を買う(お金を貸す)例:100万円で、期間5年・年1%の債券
2
毎年、利息を受け取る年1万円(税金を引く前)×5年
3
満期に元本が戻る100万円が戻る(発行元が約束を守った場合)
図1:債券のしくみ(例)
第2章・約1.5分

どんな種類があるの?

種類発行するところ特徴
国債こくさい国信用度が高いとされる
地方債ちほうさい都道府県・市など国債に近い
社債しゃさい会社会社の信用度で利率が変わる
外国債券外国の国・会社為替の影響を受ける
図2:債券の種類
ひとことで言うと

個人向け国債=個人が買いやすいように作られた国債。1万円から買え、発行から1年たてば国に買い取ってもらえます(直近2回分の利子に相当する額が差し引かれます)。

第3章・約2.5分

金利と債券の値段の関係

債券は満期の前に売ることもできます。そのときの値段は、世の中の金利で変わります。

金利が上がると債券の値段は下がり、金利が下がると値段は上がる。シーソーのような関係です。

年1%の債券(額面100万円)を持っているときイメージ
↑ 世の中の金利が2%に新しい債券のほうが利息が多い値段は下がる
↓ 世の中の金利が0.5%に持っている債券の利息が有利に値段は上がる
図3:金利と債券価格のシーソー
ひとことで言うと

満期まで持てば、途中の値動きに関係なく額面が戻ります(発行元が約束を守った場合)。

第4章・約2分

いいところと、気をつけることは?

○ いいところ(メリット)
  • 株より値動きが小さいものが多い
  • 利息の金額や日程があらかじめ決まっている
  • 満期に額面が戻る(発行元が健全な場合)
  • 個人向け国債は1万円から
△ 気をつけること(リスク)
  • 発行元が破綻すると、戻らないことも(信用しんようリスク)
  • 満期前に売ると、損をすることがある
  • 外国債券は、為替で円での価値が変わる
  • 利率が高い債券ほど、リスクも高い傾向
図4:特徴とリスク
格付けの例意味
AAA〜A信用度が高い
BBB投資に適するとされる水準の下限
BB以下投機的とうきてきとされ、利率は高めだがリスクも高い
図5:格付けの見方(格付会社の意見で、将来を保証しません)
第5章・約1分

税金と、知っておきたいこと

利息の税金20.315%受け取るときに差し引かれる
売ったときの利益20.315%株などと損益通算できる
NISA対象外個別の債券は買えない(債券の投資信託は可)
知っておきたいこと3つ
1
利率の高さだけで選ばない利率が高いのは、それだけリスクが高いからかもしれません。
2
満期と、お金を使う時期を合わせて考える途中で売ると、値段しだいで損をすることがあります。
3
仕組債・劣後債れつごさいは複雑条件しだいで、元本が大きく減ることがあります。
図6:知っておきたいこと3つ
第6章・約0.5分

よくある質問とまとめ

A.国が支払いを約束していますが、どんな債券にも「絶対」はありません。
A.売れますが、そのときの値段は金利しだいで、買った値段を下回ることもあります(個人向け国債は国が買い取る仕組み)。
A.預金は預金保険で1,000万円とその利息まで守られます。債券は預金保険の対象外です。
A.利率は額面に対する1年の利息の割合。利回りは、買った値段に対する1年あたりの収益の割合です。
3行まとめ
  1. 債券は「国や会社にお金を貸して、利息を受け取る」もの
  2. 金利が上がると値段は下がる、シーソーの関係
  3. 発行元が破綻すれば戻らないことも。利率が高いほど要注意

このページは債券の一般的な仕組みの説明です。投資の判断はご自身で行ってください。内容は2026年10月時点の公表情報にもとづいています(主な参考:財務省、日本証券業協会)。図の数値は説明のための仮定です。

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