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10分でわかる CFD

CFD(差金決済取引)とは? 仕組み・メリット・リスクを初心者向けに図解でやさしく解説

こんな人に読んでほしい:「CFDってなに?」「FXや株とどうちがうの?」

約0.5分

3秒でわかるCFD

差額だけモノを受け渡さず、売買の差額だけをやりとり
レバレッジ預けたお金の何倍もの金額を取引できる
損も大きく預けたお金以上の損失が出ることもある
第1章・約1.5分

CFDって、なに?

CFDは、株価指数・株・金や原油などの値動きを対象に、売買の差額だけをやりとりする取引です。正式名は差金決済取引さきんけっさいとりひき。

実際の株や金を受け取るわけではありません。FXと同じく、預けたお金(証拠金しょうこきん)の何倍もの金額を取引できます。

ひとことで言うと

差金決済=「買った値段と売った値段の差」だけを受け払いすること。値上がりでも値下がりでも、損益の差額だけが動きます。

株価指数CFDを40万円分買った場合証拠金4万円(10倍)
↑ 指数が5%上がる42万円分に+2万円
↓ 指数が5%下がる38万円分に−2万円
図1:5%の値動きで、証拠金の半分が増減します(手数料などは考えない)。
第2章・約1.5分

なにを取引できるの?

種類例個人のレバレッジ上限
株価指数日経平均、米国の株価指数など10倍
個別株国内・海外の会社の株5倍
商品金・原油など20倍
債券各国の国債など50倍
図2:CFDの主な種類(上限は国内の規制にもとづく)
ひとことで言うと

同じ「CFD」でも、種類によって値動きの大きさやレバレッジの上限がちがいます。

第3章・約1.5分

レバレッジと損失の大きさ

証拠金10万円で、対象が5%下がったときの損失
1倍−5,000円
5倍−25,000円
10倍−50,000円
20倍−100,000円
倍率取引の大きさ損失証拠金に対して
1倍10万円−5,000円5%
5倍50万円−25,000円25%
10倍100万円−50,000円50%
20倍200万円−100,000円100%
計算の条件(仮定):証拠金10万円をすべて使って買い、対象が5%値下がりした場合。手数料・金利調整額は考えない。逆に5%上がれば同じ金額が利益になります。どちらに動くかは誰にもわかりません。図3:レバレッジと損失(仮定)
第4章・約1.5分

コストは、なにがかかるの?

コスト内容
スプレッド買う値段と売る値段の差。取引のたびにかかる
取引手数料0円の業者も多い
金利調整額きんりちょうせいがくポジションを翌日に持ち越すと受け払いが発生。買いでは支払いになることが多い
価格調整額かかくちょうせいがく配当や、商品の限月の切り替えなどに合わせた受け払い
図4:CFDのコスト
ひとことで言うと

長く持ち続けるほど、金利調整額などのコストが積み重なります。CFDは短い期間の取引で使われることが多い仕組みです。

第5章・約2分

いいところと、気をつけることは?

○ いいところ(メリット)
  • 1つの口座で、指数・株・商品などを取引できる
  • 値下がりを予想する「売り」からも始められる
  • 少ない証拠金で取引できる
  • ほぼ24時間取引できるものも多い
△ 気をつけること(リスク)
  • 元本保証がんぽんほしょうはない
  • レバレッジで、損失も何倍にもなる
  • 預けたお金以上の損失が出ることがある
  • 持ち続けると、金利調整額などのコストがかかる
図5:特徴とリスク
CFD現物の株FX
取引するもの指数・株・商品など会社の株通貨
売りから始めるできるできないできる
レバレッジあり(種類で上限が異なる)なしあり(最大25倍)
最大の損失預けたお金を超えることがある出したお金まで預けたお金を超えることがある
株主の権利なしあり—
図6:現物の株・FXとの比較
第6章・約1分

税金と、知っておきたいこと

利益の税金20.315%FX・先物などと損益通算できる
損失の繰越くりこし最長3年確定申告が必要
NISA対象外NISAでは取引できない
知っておきたいこと3つ
1
「取引所CFD」と「店頭CFD」がある取引所CFD(くりっく株365)と、業者と直接取引する店頭CFDで、仕組みが少しちがいます。
2
証拠金維持率しょうこきんいじりつをこまめに確認する維持率が下がると、ロスカットや追加の入金が必要になります。
3
登録業者かを確認する金融庁のサイトで、登録された業者の一覧を確認できます。
図7:知っておきたいこと3つ
第7章・約0.5分

よくある質問とまとめ

A.必要な証拠金は銘柄や業者によって異なり、数千円程度から取引できるものもあります。少額でも、レバレッジで損失は大きくなりえます。
A.株主ではないので、優待や議決権はありません。配当に相当する金額は「価格調整額」として受け払いされることがあります。
A.できません。CFDはNISAの対象外で、利益には20.315%の税金がかかります。
A.あります。個人のレバレッジ上限は2倍で、値動きが非常に大きいので特に注意が必要です。
3行まとめ
  1. CFDは「売買の差額だけをやりとりする取引」
  2. 指数・株・商品などを、レバレッジをかけて取引できる
  3. 損失も何倍にもなり、預けたお金以上の損をすることもある

このページはCFDの一般的な仕組みの説明です。投資の判断はご自身で行ってください。内容は2026年10月時点の公表情報にもとづいています(主な参考:金融庁、東京金融取引所(くりっく株365))。図の数値は説明のための仮定です。

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